仕事の目標設定ってどう書くの？書き方がわからない人へ

仕事で目標設定をすること、ありますよね。

でも、書き方がわからなくて困った経験はありませんか？

目標設定をする際は、振り返りやすいような具体的な目標を立てることをおすすめします。

では、具体的な目標とは・・・？

仕事の目標設定の書き方についてまとめてみました。

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Q.仕事の目標設定の書き方に困ってます…。「具体的な目標」って何？

私の会社では毎月、自分の行動目標を立て、その月の終わりにその目標を達成出来たかどうかを評価するということを行っています。そして、出来なかった場合は何故出来なかったのかを考えて、また来月の目標を立てるという流れです。

これを入社時からやっているのですが、最近行き詰っています。「責任感をもって業務をこなす」「確認をしっかりとしてミスをなくす」などの目標を立てるのですが、評価をする際に達成出来たかどうかがわからないからです。そのため上司からは、「もっと具体的で明確なな目標を立てた方が振り返りやすいよ」というアドバイスをいただきました。そのため、具体的な目標を立てようとはしているのですが、結局今月も「確実に基本的なことを出来るようにする」というものになってしまいました。

なぜ私は、振り返りがしやすいような具体的な目標を立てることが出来ないのでしょうか？そもそも具体的な目標とはどういうものを言うのでしょうか？何かアドバイスが欲しいです。

A.仕事の目標設定をする際は、定量化・数値化した書き方がおすすめです

具体的な目標を立てたいのであれば、定量化・数値化するのが一番わかりやすいです。曖昧な表現が入ると、目標も曖昧になってしまいます。例えば、「基本的なこと」といっても「基本的とは何か」という話になります。「責任感をもつ」という表現においても、それは気持ちの部分の話であり、目標というよりも心構えの話になってしまうのです。

仕事内容によっては目標を数値化するのが難しいこともあるかもしれませんが、例えば営業の場合は「契約を10件とる」という目標が数値化された具体的な目標ということになります。5件とれたら50％達成、10件とれたら100％達成と、評価しやすいのです。

「確認をしっかりとしてミスをなくす」という目標の場合は、「ミスの発生を3件以下にする」などして数値かすることも出来ます。目標を立てる際には評価する時のことも考えると、もう少しスムーズに出来るかと思います。

仕事の目標設定シートの書き方ポイント

目標設定シートを書く際、達成できそうな妥協した目標というのは良くありません。でもだからと言って、目標は高ければ高いほど良いという訳でもないのです。目標設定シートを読むのは、上司や人事担当です。あまりにも漠然とした夢や、実行が難しいと思われることを書かれても、それは絵空事に過ぎないのです。ここで必要なのは「現実性と具体性」です。他人が読んでも理解できるような、具体的な内容であるべきなのです。

書き方のポイントとしては、「客観的な数値」を入れる事。営業であれば、契約件数や受注金額などを具体的な数字として盛り込むことが出来ます。事務職の場合は、コスト削減や作業時間の短縮などの目標で具体的な数字を入れることが出来ます。このような客観的な数値を入れることで、達成したかどうかの判断も簡単になるため、有効に機能する目標として見てもらえるのです。

仕事の目標設定をする際は、細分化した時間軸で考えるべし！

目標設定をする際は、どうしても最終的な結果であったり、なりたい自分であったりを、大きな目標として設定してしまいがちです。目標が大きいのはとても良い事ですが、具体的に「今」何をすれば良いのかが見えにくくなってしまうことがあります。そこで、時間を軸にして数値目標を設定することで、より明確に目標がわかりやすくなり、評価もしやすくなります。

例えば、「この1年で顧客単価と販売数を上げる」という目標にしようと考えた場合、まず数値目標にすると「年間で顧客単価を〇％、販売数を〇％上げる」となります。それを更に、「1年間の目標→1ヶ月の目標→1週間の目標→1日の目標やノルマ」というように、より細かい時間で考えることで目標にも現実味が沸いてきて、捉えやすくなるのです。目標を達成する為に、「今」何をすれば良いかということが明確になります。このように、最終的には1日単位で考えやすいような目標を設定すると良いでしょう。

また、目標を書く際には「紙1枚」に書くことをおすすめします。数枚にわたって長々と書かれた目標は、読む気になれませんよね…。目標は、常に目につくような場所に置いておくべきなのです。一目でわかるように1目標につき1枚の紙に書き、デスク周辺に置いたり貼ったり出来るようなボリュームにすることをおすすめします。

設定した目標を達成するために、必要なこととは・・・

あなたは目標を決める際、どんなことを考えて目標設定をしますか？達成しやすそうだから？自分の弱点をなくしたいから？素敵な人になりたいから？仕事の目標を決める際に、忘れてはいけないことがあります。それは、何故その目標にしたのかをしっかりと考えることです。目標を立てるだけであれば誰にでもできます。大事なのは、その目標にしようと思った「理由」なのです。

その目標を達成することで、どんな自分になれるのかをイメージ出来ますか？具体的に未来の自分が思い描ける場合は、そうなる為に努力することが出来るはずです。目標が達成出来なさそう…となった場合にも、目標を達成したい理由を思い出すことで、やる気を取り戻すことが出来るのです。目標を達成する為の活力というのは、「理由」があることで生まれるのです。