車の運転をすると疲れるのにはきちんとした理由があります!
2017/03/08
車の運転ってどんなに好きであっても疲れますよね。
車を運転するとなぜあんなに疲れるの?運転姿勢や運転時間に関係しているの?
実はあまり知られていないかも?車を運転することにより疲れる理由について詳しく説明します!
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車の運転が疲れる一番の理由って何?
車を運転が疲れる理由として考えられるのは、運転中の姿勢です。
首や肩に緊張状態が続くと、肩こりや目の疲れなどを引き起こしたり、頭痛が起きる原因になります。また、シートの高さや座る位置などにも注意が必要です。シートの高さは少し高めにすると、視野が広くなるのでいいです。シートの高さ調節がない車の場合は、座布団などで座高を調節するといいでしょう。また、シートには深く座り、背中とお尻をきちんとシートバックに付くようにします。背もたれは倒しすぎず、ハンドルを握った時の腕に余裕がある程度がベストな位置です。
また、車を買うときは、『運転で疲れにくい車』を選ぶのも一つの選択肢です。その時も、やはりシートがポイントになってきます。長時間運転する方が、「腰痛が酷くなり医師に相談したところ、良質のシートである海外メーカーを勧められた」ということがあるようです。実際に買い換えてみたところ、腰痛がでなくなったという話があるくらい、疲労軽減のためにも車を選ぶときは、シートも重要視する必要があります。腰を深くひいた時、シートバックが背中から外れず、お尻から腰骨あたりを固定してくれるものがオススメです。
長時間の運転が疲れる理由はこの3つ!
そもそも、どうして長時間の運転では疲労が蓄積してしまうのでしょうか?
運転中、車の中でリラックスできているように思いがちですが、実は不安定な姿勢での運転や、集中が必要とされる緊張状態から体にはさまざまなストレスがかかっています。
主に疲労の原因として考えられるものを上げてみましょう。
◆疲労の原因◆
- 眼精疲労
長時間の運転では最も負担がかかる一つが目です。継続的に目から多くの情報を取り込むと同時に、紫外線に晒されることで、知らず知らず疲労が溜まってしまいます。 - 精神的疲労
運転中は常に周囲に気を配り、集中することが必要になります。そのため長時間の運転では、精神的にストレスが溜まり、肉体的にも疲労を感じるようになります。 - 肉体的疲労
長時間の運転では同じ姿勢を取り続けることになり、目や腰、首や肩に負担がかかることから全身に大きな疲労感を感じることになります。体に疲労が溜まり続けると、さらに以下のような症状が現れてきます。 - 腰痛…長時間同じ態勢でいることは、腰に大きな負担がかかってしまいます。腰の疲労が溜まると「ぎっくり腰」などを起こす可能性があります。
- 首、肩のこり…同じ姿勢を続けると筋肉が緊張してしまい、コリを感じるようになります。ひどくなると頭痛を引き起こすこともあります。
- 足のむくみ…同じ態勢を続けると血流が滞り、足がむくみやすくなってしまいます。
車の運転をしていると目が疲れる・・・その理由とは?
私たち人間の目というのは、明るい色の物体に更に明るい色を重ねたとき、その物体の形を認識できなくなってしまうことがあります。
例をあげると、シルバーや白などのような明るい色の車が強い太陽の光に照らされると全体的に太陽の光に包まれたように見えてしまい、車の形が認識できなくなってしまうことがあります。この現象を【ホワイトホール現象】といいます。
それでは反対に、暗い色の物体に更に暗い色を重ねたときはどうなるのでしょうか?こちらの場合も同じようにその物体の形の認識が出来なくなってしまいます。
空はまだ明るいのに路面の近くが暗いという時間帯、トンネルなどに入る瞬間は黒い系統の色の車が暗がりに溶け込んで、わかりずらくなってしまいます。そうすると、事故に繋がってしまうこともあり危険です。こういったことからも、薄暗くなってきたような時間帯は危険を避けるために早めにライトを点灯するように心がけましょう。
実際に車を運転していると、自分の前を走るトラックなどに近づきすぎて「危ない!」と思いながらもなぜか更に近づいてしまう…というようなことがあります。人の視覚は意識との結びつきが深いため、興味を惹かれるものや危険だと感じるものに視線が集中してしまうことがあります。
このような現象を【視覚吸引作用】といいます。「視線が釘付けになるとそこに近づいてしまうことがある」ということを意識するようにして、「危ない!」と感じたら意識的に周りに視線を配るように心がけ、危険を回避できるようにしましょう。
車の種類によっても運転によって疲れる度合は違う?
【普通乗用車より軽自動車の運転は疲れやすい!?】
軽自動車の運転で疲れてしまうのは、パワー不足が原因でしょう。特に高速道路など周りの車がスピードを出している状況の時に、交通の流れに乗ろうとして労力を使ってしまうことになります。背の高い軽自動車は、山道など路面状況の険しい道路で横揺れしやすく運転に気を使うので疲れる原因になります。
【軽自動車でも疲れにくい運転の工夫が出来る!?】
工夫1:シートの位置
まずは運転中の姿勢を見直しましょう。シートの位置は適切ですか?足が窮屈な状態になっていませんか?長時間運転する時は特に、普段の短距離移動と同じ感覚でシートの位置を調整するのではなく、ゆったり目に調整すると視野が広がって落ち着いた状態で運転できるので疲れにくくなります。
工夫2:シートベルト
シートベルトは緩んでいませんか?シートベルトがキツイ方が肩がこると思っている人もいるかもしれませんが、実はシートベルトをきつめにした方が体が固定されて肩こりなどの症状が出にくくなるのです。他にも、ハンドルの握り方やミラーの角度で余計な動作が産まれていないか確認するのもポイントです。
車を運転する人に多い頭痛とは?
頭痛の原因は?
頭痛には偏頭痛・群発頭痛・緊張型頭痛があります。
運転する人に多い頭痛と言えば緊張型頭痛が挙げられます。緊張型頭痛の特徴は、締め付けられるような痛みが続く…。みなさんも経験はありますよね!そして血流が悪くなることでもこの頭痛は引き起こされてしまいます。運転中は最も血流が悪くなる環境と言えますので、緊張型頭痛が起こるという事です。
運転でどうして血流が悪くなってしまうのか?
まずは、「座りっぱなし」が血流を悪くさせています。運転していると同じ姿勢でいることが多いですよね!それが血流を悪くさせ、肩凝りや首凝りが引き起こされてしまいます。短時間の運転ならまだしも、長時間になるとやはり休憩をしなくてはなりませんが、休憩するには時間が限られていますよね!
同じ姿勢→血流悪化→肩凝り首凝り
運転による頭痛はこのように引き起こされています。運転のストレスでも頭痛は引き起こされます。
運転中イライラしてしまう人は注意です。その理由は、運転中にイライラしたり、口調が荒くなってしまうという事は少なからずストレスが体に掛かっています。そのストレスが血管を収縮して、収縮した分、血圧が上がり、血流を悪くしてしまうのです。
血流が悪い=肩凝り首凝りがする=頭痛を引き起こしてしまうという流れになってしまいます。そして喫煙者の人も血管が収縮してしまうので注意してください。